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あまり語られないうつ病の症状

いろいろあるうつ病

鬱病の症状といえば、「落ち込んで何もやる気が起きない」とか「消えてしまいたい」などが典型的な症状です。 うつ病にはそれだけではない、あまり語られない症状があります。 多くのうつ病患者と実際に接した筆者が、あまり語られないうつ病の症状についてまとめてみました。

うつ病の症状は人によって様々

風邪をひいたとしても人によってそれぞれ症状があるように、鬱病の症状も人によって様々です。 典型的な症状は、

「落ち込んで何もやる気がでない」
「食欲がない」

など、BDIチェックシートをはじめとするうつ病チェックに出てくるものですが、その他にも人によって様々な症状が見られます。

チェックシートはあくまでも目安

人によって様々な症状が見られることから、うつ病チェックシートはあくまでも目安として捉えるべきでしょう。 例えば、 「身の回りのことが怖くなったり、悲しくなったりする」 などが鬱病の症状としてあげられますが、恐怖感などは感じない人もいます。

人それぞれの具体的な症状

泣いてばかりいる

すべての人に発症する症状ではありませんが、1日中泣いてばかりいる人もいます。離婚や死別、彼氏との別れなど、好きなとの人離別が原因にもなりえます。

怖がる

将来への不安に必要以上に怯えたり、人から言われることを必要以上に気にして怖がったりなどです。

怒る

鬱病の症状として見にくにくいものとして、「怒る」というのが挙げられます。 些細なことで怒ったり、執拗以上に人に絡むなど、ただ単に機嫌が悪いように見えますが、それはうつ病が原因であることもあります。 機嫌が悪いのとうつ病の境目は極めて見極めにくいので、怒っているだけではうつ病とはいえません。 「不機嫌」は、必ず他の症状と併発するものです。

焦り・焦燥感

言葉では表現しづらい項目ですが、

「何かを今すぐしなければならない」

というのが典型的な事例です。

貧困妄想

「お金がなくなって家族をサポートできなくなったらどうしよう」
「お金がなくなって生きていけなくなったらどうしよう」
と必要以上に考えてしまうのが貧困妄想です。 誰でも将来への不安はありますが、過度な心配で起きれなくなってしまったり、涙が止まらなくなってしまうのが貧困妄想の特徴です。

症状が現れる人は

上記のような症状が現れる人で、まだ心療内科やメンタルクリニック、精神科を受診していない人には、病院をおすすめします。